JILIT'S

小学生コース

PISA型能力って何?

━━━これから求められる力

  • 教育も国際化?
  • 平成23年度から学習指導要領が改訂され、小学校の教科書が変わります。
  • ただ単に「ゆとり教育」前に戻って内容が増えるだけではありません。

━━━PISA型能力とは

  • OECD(経済協力開発機構)加盟国を中心に行われた【PISAテスト=義務教育終了時における学習到達度テスト】の求める数学的、科学的Literacy(読み書き能力)・思考力・読解力・問題解決能力を高める教育です。
  • 具体的には、今までの公式を覚えたりする「記憶力中心」の学力ではなく、「自分で深く考える」、「資料を見て分析する」、「自分で調べる」、「自分の意見をまとめ発表する」など、日本人が学校教育で訓練されてこなかった領域が小学校教育から始まるのです。
  • 平成24年度には、中学校もこのような「国際社会が求める力」をつける学習に変わるのです。

ジリッツ教室の小学生コースは、まさに時代の先を見つめた「国際社会が求める力」の基礎力訓練学習を14年前から実践して来ました。
 
━━━母国語の国語力無くして思考力は育つのか?
さて、幼稚な言葉しか知らずに育って、果たして高度な思考力が身につくでしょうか?
よく「最近の子どもは、語彙力が低い」と言われます。つまり、「知っている言葉の量が少ない」ということです。幼稚な言葉や俗語ばかり使っていると語彙は増えません。
 
最近は、赤ちゃんの時から英語を聞かせ英語を習得させようと頑張っていおられる親御さんも多いと聞きます。英語ができるようにするためには有効な方法かとも思います。
なぜなら、赤ちゃんの脳は、はじめから論理的思考回路が出来上っている訳ではありませんから、英語の文法説明をしながら覚えさせようとしても意味がありません。
子供の頃の言語習得の過程は、たくさんの会話を聞き続け、ある量を超えると脳は同じ使われ方のパターンを認識し始め、自動的に分類してゆくそうです。そこまで到達するだけの量が必要なのです。論理的な思考によって文法を理解している訳では無いようです。ある研究では、脳に英語の言語野ができるために1500時間聞くことが必要とも言われています。2時間、毎日聞き続け750日かかることになります。約2年と少しかかるんですね。
 
私たち国日本の国語は日本語です。英語ができるようにするのと同じ様に、日本語を小学校に入るまで毎日6~7年間も幼い表現で話をしていたら、幼稚な日本語の言語野が出来上ってしまいます。そして、そのままいつまでも解り易く教えようと易しい言葉で教えているとどうなるか。
学校の英語でさえ、解説は日本語で行います。ある学校のように全ての授業を英語で行うなら別ですが、そうでないなら日本語そして漢字をしっかり教えなければ、教科書を読んでも意味が分からない子供たちが増えてしまいます。

ジリッツ学習

━━━PISA型学習の基礎訓練

  • 勉強するための力
  • ジリッツ教室では「勉強するための力」=「学習基礎力」の訓練を毎時間行っています。
  • 勉強ができるようになるためには何が必要か?
  • 聴く力・観る力・自分から読もうとする力・思考しようとする力・覚えようとする力です。
  • 「きく」は、何気なく単に「聞く」のではなく、積極的に理解しようと耳を傾ける「聴く」ことです。
  • 「みる」は、「きく」と同じく、何気なく単に「見る」のではなく、よく注意して観察するように「観る」ことです。
  • 「思考」もただ頭の中で思いを巡らすのではなく、筋道が通るように論理的に考えることです。
  • これらは、「力」というより「意識」と言った方が良いかもしれません。
  • 【聴こうとする意識】【観ようとする意識】【自分から読もうとする意識】【思考しようとする意識】【覚えようとする意識】となります。
  • これらの【力=意識】を持たないで勉強に取り組んでも、これから求められる【PISA型能力】は高まらないことでしょう。
  • 勉強するための根本的要素を訓練しないで、算数など各教科の内容を覚えさせようとしていたのが、今までの日本の教育でした。
  • 私たちジリッツ教室では、【自立学習のできる子の育成】を目指してきました。その過程で気づきました。「今の子供たちは、勉強するための力が足りない」と。
  • 【勉強するために必要な力】=【学習基礎力】を訓練しなければならない!
  • そこで導き出されたのが、それぞれの要素を含んだジリッツ教室の【学習基礎力訓練】です。

━━━ジリッツ教室の【学習基礎力訓練】

  • ①、≪古典・漢文の音読≫&≪解説文の早や読み音読≫
  • ≪古典・漢文の音読(素読)≫
  • 「小さいうちに英語を聞かせる」のと同じ。いや、声に出して読むからもっと効果的!!日本語の基礎脳訓練です。
  • 豊かな日本語表現の基礎がある古典・漢文の音読が、響きやリズムを染み込ま
  •   せ、国語力の基礎脳を耕します。また、難しい漢字も読めるようになります。
  • ≪解説文の早や読み音読≫
  • 勉強の80%は読むこと。読む速さと学力は比例。子供たちは活字を読むのを面倒くさがりますが「早読み」は「競争的要素」があり楽しく練習できます。
  • ②、≪計算パズル≫
  • ≪計算パズル≫
  • 計算力の基礎と筋道の通った思考を訓練(論理力・思考力訓練)します。
  • ③、辞書引きマップ
  • 調べることを当り前に。漢字に強くなる。
  • 「自分で勉強する力」は、「調べる力」と「漢字力」
  • 「調べる」基本の辞書引き訓練は、漢和辞典を使います。
  • 子供たちにとって、最も引き方が面倒に感じる漢和辞典で調べる癖をつけます。
  • ジリッツ教室では、各自の机の中に国語辞典・漢和辞典・英和・和英辞典が用意されています。

━━━ジリッツ教室の【国語・算数学習】

  • 国語(教科書の変更に対応したテキスト)
  •     読解力・文章による表現力向上学習
  • 算数(教科書の変更に対応したテキスト)
  •     思考力・分析力・論理力向上学習
  •     無学年進級式テキストにより、不得意克服と先取り学習
  • 宿題「家庭の負担増を軽減
  •     ゆとり教育」から「PISA型学力」への変更により、宿題などの内容が難しくな
  •     り家庭への負担が増えました。
  •     塾の体制を学童保育型にしたことにより、宿題の時間も設けることができま
  •     した。       

━━━ジリッツ教室の【中学英語準備教室】

  • ジリッツ教室の【中学英語準備教室】は、他の英語塾とはちょっと違います。
  • 英語で国語が大事?
  • 英会話中心の勉強では、次のような学校の授業で行われる内容を理解できません。
  • 「主語が三人称単数の時、動詞にsを付けなければなりません。」
  • つまり、中学校の英語になると結局≪試験のための英語≫なのです。小学校の頃から英会話教室に通っていたのに、中学校に入ってから「英語の成績がなかなか上がらない」という子が多くいます。なぜなら、授業で先生の文法説明が分からないのです。教科書の文章は会話文が多くなりましたが、説明は文法解説になりますから、品詞などの言葉の意味を理解しておかないと先生の説明が理解できないのです。
  • ジリッツ教室の小学生のための【中学英語準備コース】では、中学1年の教科書を使い中学校の英語授業で使用される品詞や言葉をしっかり教え、中学に入ってからの授業に慣れるように訓練しています。

━━━ジリッツ教室の【学ぶための心と身体の姿勢】

  • 学校の様子を子供達から聞くところによると、
  • ①「授業中勝手に友達の席に行ってしゃべっている」
  • ②先生が「はい、静かにして!」と言っても自分がしゃべりたいことを言い終わらないと話をやめない。
  • ③ヒジをついて授業を受けている。
  • ④足を横にだし、横向きで授業を受けている。
  • ⑤眠ければ堂々と寝る。
  • ⑥注意するとふてくされる。
  • ⑦先生は子供達に対し丁寧語、子供達は先生に対し友達言葉
  • これで勉強になるでしょうか?
  • 「成績アップ」なんて言う以前の問題です。   
  • 私たちはこれらの問題を大変危惧しています。
  • そこで、最近失われてきている「礼や規律」も訓練しています。
  • これは、学校という集団生活(学校は、社会に出るための模擬訓練の場です。)で必要な訓練です。
  • 成績上位の子は、この≪集団規律やけじめ≫などの要素を持っている傾向にあります。