学習指導要領改訂

減っている学校の授業時間数

 

授業数も元に近づき学力アップに期待したいが…

小学校は平成23年、中学校が24年に新学習指導要領が実施されます。学習内容も増えますが、授業数も増えるので少しは期待できそうです。

しかし、やはり心配なのは、内容も増えるため習熟の時間数が確保できるかどうかです。特に小学生は、国語・算数・理科の授業数が、昭和43年改定当時の時数と比較すると、新指導要領になってもかなり少ないのです。
結局家庭学習でしっかり練習をし、習熟度を上げないと解らなくなる内容が増えることになりかねません。

下記は、小学校6年生と中学3年生の1年間の授業数の推移です。

小学生  S43年 → H10年       新指導要領
           現在の時間数 ( )は、昭和43年との比較
国 語   245 → 175(-70時間)  175(-70時間)
算 数   210  150(-60時間) → 175(-35時間)
理 科   140 →  95(-45時間) → 105(-35時間)
中学生 昭和44           ( )は、昭和44年との比較
国 語   175 → 105(-70時間) → 105(-70時間)
数 学   140 → 105(-35時間) → 140(- 0時間)
理 科   140 →  80(-60時間) → 140(- 0時間)